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目の前のコーヒーを口に流す
食道を通って、血になる
柔らかい空気が固くなる
肺に向かうそれを感じて

うすぼんやり　柔らかい空間
ドリップする豆が水と混ざり

はっきり分かる輪郭、覚醒していく目の玉
もう無い、コーヒー、無い
飲んでた時は"フロ”ーだ
チクセントミハイが言ってた
ノーサイド、網膜、無い

無くなった後の気持ちが
君の眉間に集まり
涙の成分になるなら
何度も飲もう

憂いを帯びた柔らかい空間
ドリップする気分が水と混ざり

変化の起きない事だ
もう一杯おかわりしたい
もう無い、コーヒー、無い
慌てず落ち着き冷静に、表情変えずに確認
もう無い、コーヒー、無い

やなことあっても良い事くるとは限らないんだ
切り替え、出来ない
重たい煙にまかれて窮屈に思えるけど
吸い込んじゃえば、もう無い

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シマリスじゃれてくる　足の下を
コンドルとんでる　谷の狭間
ウィリアムスでは宿が無い
車で二時間　ガス欠寸前、街を彷徨う

深夜のロックンロール
鼻歌混じる
見つけたアメリカンロイヤルホテル
ラスベガスからやってきた僕たちを笑顔で
メキシコ爺さん
部屋をくれた

明け方目指すよ「グランドキャニオン」
朝焼け赤いよ「グランドキャニオン」
シマリス跳ねてる「グランドキャニオン」
コンドルとんでる「グランドキャニオン」

崖の端降りるよ
ギター弾き
ミュールの匂いがトレイルコースに臭く漂う

ナバホの足跡「グランドキャニオン」
ミュールの糞の匂い「グランドキャニオン」
シマリス跳ねてる「グランドキャニオン」
コンドルとんでる「グランドキャニオン」

大地の呼吸が「グランドキャニオン」
広がる視界は「グランドキャニオン」
「グランドキャニオン」「グランドキャニオン」

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一年風呂に入ってない
頭からだ洗ってない
誰もが見てない
今日だけ登場　誰も望んでない

ダーティーな奴は王様
臭さの王様
満員電車にのりこミャ
あたりは空席
そいつが通ると誰もがひれ伏す

橋の下のダンボール
それがあいつの住処さ
お花畑
今では荒野
ハイエナが踊る

ダーティーな奴は王様
臭さの王様
食べ物求めて家でリャ
ハイエナ倒れる
そいつを食べたら午後のお昼寝

ダーティーな奴は王様
臭さの王様
自分の匂いに気づかない
嗅覚おかしい
自分の匂いがわかるか
気づいてないだろう
そんなあなたも王様
ダーティーと友達
みんながダーティー
今日から王様

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防波堤で釣りをしてたら
マグロの大群現わる
赤い大群、バケツに突進
バケツの魚を次々逃がす

「こんにちは、調子はどうだい」
金持ち社長現わる
魚屋さんは魚が無いので
猛然自失とぼんやりする

右手で持った釣り竿持ち上げ
ギターのようにかまえる
魚屋は言った

一人でお祭り騒ぎだから
魚屋ちょっと休業します
次の客に魚を売るまで
ワンマンライブ大道楽

防波堤でワンマンライブ
コアなファンが集まる
虹色大群、バケツに突進
魚屋もろとも海に落とす

右手で持った釣り竿もちあげ
ギターのようにかまえる魚屋は言った

一人のお祭りまだまだ続く
海の仲間と大道楽
かめが来たから背中に乗るよ
竜宮城でかめ道楽

みんなでお祭り騒ぎだから
竜宮城はかめ道楽
一人でいてもお祭り騒ぎ
世界中でかめ道楽

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レモンをつぶす　皮がはじける
汁が飛び散る
目に入っても

レモンをにぎる
君の手のひら　汁にまみれる
ベロで拭くよ

レモン宮殿　迷い込むよ
でも周辺　汁ですっぱい
レモン宮殿　１０代の頃に
すべりこんだ
レモン坊や

レモンをつぶす　皮がはじける
汁が飛び散る
目に入っても

レモンをにぎる
君の手のひら　汁にまみれる
ベロで拭いていいかい？

レモン宮殿　迷い込むよ
でも周辺　汁ですっぱい
レモン宮殿　１０代の頃に
すべりこんだ
レモン坊や

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円盤の船が来たなら
そう思って丘の上で待つ
円盤の船がくるまで
可愛い花は咲いているかな

タンポポの綿毛を飛ばし
プラネタリウムの空にパラシュート開いて
下りるタンポポの生命が根付く

僕は見てた
綿毛がふわり
流れ星にまじり
ピンクのアレが空に浮遊
U.F.O

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南の方からジャングルの
暴れん坊、甘えん坊チンパンジーは
群れを離れて彼女を探しに行った


街はまぶしくて、春の匂いが反射する
草木に緑は少しで、春というのに蝉が鳴く

チンパンジーはいつも大きな声で歌を歌う
チンパンジーはいくら悩んでもあの歌を歌う
歌うよ

公園の方からジャングルに聞いた事あるような無い歌で
もの思いにふけいる彼女を思い出した

内気な彼女は思想家、考えることが日課だよ
水色な彼女の仲間を見つけた

街はあまりにまぶしくて　彼女の仲間を焼き尽くす
自然主義だのと言ってるけど　小さな花には水あげない

チンパンジーはいつも大きな声で歌を歌う
チンパンジーは水色ジョウロで水をあげる 　
あげるよ

彼女の友達に聞いたんだ
「彼女はパンジー知ってるかい？大きな顔でいつも悩んでいる」

チンパンジーは知った彼女はもういない
チンパンジーは辛いときほどに激しく歌を歌う
歌うよ

チンパンジーは彼女の燃えかすを拾う
チンパンジーはいつも大きな声であの歌を歌う
歌うよ

北の方からジャングルに街から帰ったチンパンジーは
彼女の残した種を土に埋めた

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ネオンに見える　ホタルが光る
ランプはゆらぐ　風は吹いていないよ
ピンクにそまる吐息
「もう恋なんてしないよ」って歌う中年のおじさんの
ひざまくらで眠る僕
どうやって帰りゃいいのって聞いてもウーロンハイ飲めって
グラス持って流れる冬の曲
明日に別れを告げた

あかつき、カーテンから漏れてる
朝の街、脱げていくリーバイス
溢れるサンライズ
目が覚め見える

「どんなときもどんなときも」って歌う、こっちのオジサンの
どこか漂う愛らしさ
どうやって帰りゃいいのって聞かない接点もたないって
決めてお店を後にした
三軒目一回目二丁目

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イカが今およいでる　頭の中で
海の匂いをばらまき
１０本の手であおってる

タコが今およいでる
君の中で
膨れた気持ちを吸い込み
真っ赤になってふくれてる

夕方から沈黙、波は止まってる
凪じゃ船は進まない
凪に波を落とすのは誰だ

開口せよと叫ぶ
イカタコ
スルメのように干上がる　タコの口はすぼまる
乾いた唇うごく
イカタコ
つながる気持ちは宇宙で
光になって星座になるんだ

いまが時を流れてる　そらの中で
虚空の羽をばらまき
見えない過去をふるわす

流星が沈黙、軌道を止めた
星の潮は流れた
足の下に広がる小宇宙

開口したからと叫ぶ
イカタコ
スルメのようにひろがる　タコの口はスミを吐く
うるおう唇うごく
イカタコ
つながる気持ちは宇宙で
光をつむいで星座になるんだ

過去がいま、沈黙、渦にしずむ
ときも永遠をきざんだ
まぶたのうらにはふるえる銀河

開眼したからはばたく
イマカコ
彗星になればトキを飛ぶ　未来の口が星を吐く
うるおうまぶたがうごく
イマ（今）・カコ（過去）
つながる気持ちは銀河で
トキをつむいで星になるんだ

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今なら間に合う、只
犬にドーピングすれば。
終電なんか気にしない、ドーピング犬は速度１０倍

彼にまたがり、家路を目指して
首輪をたずなに持ち替え

ドーピング犬はプラズマアロー
ドーピング犬は超早い
ドーピング犬は光のように最終列車を追い越してく

今なら迎える、只
犬にドーピングほどこし
終電なんか気にしない、ドーピング犬に乗ったから

しかし困ったドーピング犬は止まらない
必死にたずなをひいても

ドーピング犬は猪突猛進
走ったならば曲がれない
とっくのとうに家を越し、地球をもうすぐ一回転

元はちわわ、今じゃブルドック
この勢いに乗っかって

終電気にしてコンソメスープ
あげたのきっとはじまり
可愛いチワワは大暴走、早く降ろして、疲れたよ

ドーピング犬はプラズマアロー
もし見たならば危ない
ドーピング犬は光のように
最終列車を追い越してく

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毎日考える、あの手、この手、その手
Stevie wonder,Sly, and Jimi Hendrix.
Led Zep,Rolling Stone, and Janis Jopplin.

自然に行き感性を深め、高め、育て、
森の木々、川、海、廻りながめ感謝

僕まだ知らないこと　多すぎるけど
短い経験でよかったら歌にするよ

I wannna be a Melody Maker 君の歌を歌おう
I wannna be a Melody Maker お願いきいて最期のときまで

塵となったら僕を　風にまいて飛ばせ
塵となった僕は　遠出、潜り、生きるよ

肉体は死んでも精神は残せるんだよ
書物に書いてもいいけど、歌がいいよ

I wannna be a Melody Maker 君の歌を歌おう
I wannna be a Melody Maker お願いきいて最期のときまで　
I wannna be a Melody Maker 君の歌を歌おう
I wannna be a Melody Maker お願いきいて最期のときまで

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またまぶたをあけると
彷徨っているコンクリートジャングル
歌う豚が通りすぎる
暗転すると視界には彗星が燃え尽きる

水平線まで走り疲れたから
自分と一緒に休まった彼らと今日は家にこもる

今日は君と全部忘れてずっと動物園で歌う
今日は君と全部忘れてずっと動物園で踊る
日が登ってくる、ずっとずっと眠る

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はっ、はっ、話さないと、またWeekend
きょ、きょ、今日じゃないとまたBADーEND
さ、さ、さよならがまたやって来る、
もうやだ

君と言葉が違うから、
君との距離が平行線、
興味はあっても視線はない
勇気の一歩に辟易する

並行世界へいってもこのまま、
パラレルワールドのなかで他人同士
平行している君と僕、
パラレルワールドをつなぎたい

きっ、きっ、きっかけを、つくれ Weekend
せっ、せっ、成功した、初めて
さ、さ、最終電車に一緒にのる、
ついにやったー

君と思想が違うけど、
君との思い出作りゃOK、
興味があるから視線おくる
勇気の一歩にバンザイする

平行世界で友達、
パラレルワールドをのぞんでいるよ
閉口する君の口、
パラレルワールドじゃ開きしゃべり放題

並行世界へいってもこのまま、
パラレルワールドのなかで友達同士
平行している君と僕、
リアルワールド（現実世界）をつなぎたいと思う

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絡まってる　悩み事ぜんぶ
考えてる　ほどきかた、ほら
もーう、結び目がみえない

あふれもれてる　いかりのタンク
もはや枯れてる　心のオイル
もーう、叫び声だせない

時代はいつも正しくと僕を諭す
ぼくは自分自身を探して迷子になる

さまよってる　衛星軌道
好転するわるいこと全部
もうなみだでみえない

怒声を押し殺すんだ
怒ってどなって叫びさわいでも
もう意味がないよね

きみはただしく動いてるようにみえる
ぼくは
虫酸をかみしめたいと願って眠る

怒声が前歯をさく
いつだって声にはならない
の、NONONONONO
土星ははるか遠く
いつだって目にはみえない
の、NONONONONO

怨（おん）。
ふと目がさめると、
怨。
くびをしめつける。
怨。
ぼくがさけびつけている。

夢だって　気づいた全部
押し殺す昨日ぼく
もうゴミ箱に捨てよう

怒声を押し殺すんだ
怒ってどなって叫びさわいでも
もう意味がないよね

怒声人にいつでも僕たちはなれる
簡単に僕らしさを失いそうになれる

土星ははるか遠く
いまだって目にはみえない
の、NONONONONO
怒声をかみしめ抱く
いまだって声にはだせない
よ、yoyoyoyoyo

土星ははるか遠く
いまだって目にはみえない
だけど、NONONONONO
怒声を口からはける
いまだってこらえているでしょ
だけど、NONONONONO